カードキャプターさくらを見て欲しいかもー!
人生ブレイカーなどと揶揄されるカードキャプターさくら。
かくいう私もテスト期間にドハマリし、数多の単位をブレイクされた被害者である
今回はカードキャプターさくらの魅力を1ミリでも感じてほしい。そんな想いで駄文を連ねていくとします。
カードキャプターさくらの何が良いのか??
山といえば川。1+1は2。木之本桜が可愛い。定理である。脊髄反射である。
つまり圧倒的に主人公が可愛いのである。
アジアの純真。目に入れても間違いなく無痛。大人の思い描く理想の女子小学生ここにあり。理想の概念が受肉→木之本桜なのである。
アリストテレスは哲学の究極の目標として、イデアを掲げた。しかし、哲学とは底知れぬ学問である。多数の学徒がその叡智を数千年にわたり凝らしても、普遍の真理は未だ獲得されていない。が、しかし、カードキャプターさくらを視聴した方には頷けることであろうが、イデアは既に存在したのである。賢明な読者諸君の中にはお気づきの方もいるだろう。
つまり、世を照らす太陽たるイデアとは、他でもない“木之本桜”なのである。
哲学的探究心旺盛の大きなお友達が、この突然のイデアの出現に驚嘆し、また嗚咽を漏らしながら崇め奉り熱狂するのもうなずけることだ。私も含めて。
そして、そんなイデアたる主人公を引き立たせる名キャラが存在する。可愛い。
さくらの守護獣であり、本作のマスコットキャラクターであるケルベロスがこれにあたる。
このケルベロス、厳しいのは名前だけで、風体は狂おしいほどに可愛い。空飛ぶ小動物。しかし、やることはと言えば、ゲームとお菓子を貪るさくらの悩みの種。加えて関西弁を使うニートである。ギャップが非常に愛らしいですねぇ。見た目マスコット中身おっさん。愛らしすぎる...
そんなニートも、クロウカード出現に際しては攻略のアドバイザーとして八面六臂の大活躍をする。要所要所で的確なアドバイスをさくらに与え、カードの回収に大きな助力をするのだ。縁の下の力持ち。汚名返上。
さらにケルベロスの活躍は本編内にとどまることを知らず、アニメ本編終了後のミニコーナーにおいても見られる。このコーナーでは、さくらのコスチューム解説が知世ちゃんの盗撮映像を添えてねっとりと行われ、ケルベロスの趣味嗜好、性的な傾向すら伺える場となっている。
持ち前の関西弁で面白おかしく解説をし、テレビの向こうに愛想と笑顔を振りまいていた。
我々視聴者としても、可愛いさくらの止め絵。大道寺知世がそこに込めたフェチズム(衣装は知世ちゃん謹製)。そして、当然ケルベロスの活躍も見ることが出来る3度おいしいコーナーであった。が、クロウカード編の中盤でそのコーナーは打ち切られてしまった。(本気の号泣)
加えて、さくらカード編(3クール目)の序盤においては、クロウカードがクソの役にも立たないこと、自分の上位カード(ケルベロスはクロウカードについてのみ有識である)についての知識がないことでアドバイザーとしての立場も失墜、不遇のガチニート生活を送っていた。悲劇である
魅力的なキャラクター、名物コーナー(消滅)の紹介をしたが、もう一点素晴らしいものがある。それはストーリーラインである。
前提として、登場人物に悪意はない。
つまりどういうことか、、、
全てのストーリーが、さくらを成長させるためのものであるということだ。
え、魔法使って戦うんでしょ?
派手に戦ってるじゃん
こう思われた方もいるだろう。恥じて下さい。
無知は恥ですよそこの貴方。
敵は確かに存在する。しかしそれは、成長を促す障害物としての敵である。青春における恋。挫折。受験。
イニシエーションとしての障害物。それがカードキャプターさくらにおける敵。
障害なくして学びはなく、つまり成長もない。
カードキャプターさくらにおける敵とは、蔓紐で行うバンジージャンプのようなものだ。
さくら中心の世界。コペルニクスを超える大転回。さくら中心のコスモ。
愛という理想を掲げるに相応しい桃源郷である。移住したい。モブでいい。小狼くん。。。
追記するが、全キャラガチで愛おしい。特にメイリンちゃんは号泣必至のキャラクターなので注目して欲しい
カードキャプターさくらの真髄の一部でも上の文で伝わっていれば幸いであるが、無論不十分である。
映像と文章との狭間はそれほどに深く大きい。
なのでとりあえず第1話を見てほしい。第1話だけでいいので見てください。好きになります。
ちなみに、Googleで«さくらたん»と検索をかけるとAKB48の宮脇咲良がでてくる。誰だお前は